2008年12月31日水曜日

ビジネスマンのための「解決力」養成講座(40冊読破)

4か月40冊計画、最後の本です。

最後の本ということで、カーネギーの「道はひらける」を読もうと
思ってたんですが、時間が足りず比較的短時間に読める新書を選び
ました。

「道はひらける」はまた別途時間をかけて読みたいと思います。

ビジネスマンのための「解決力」養成講座
著 者:小宮一慶
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日:2008年6月15日

多くの問題の中から、何を問題とするのか?
その問題の中でも、さらに何に対する対応を優先させるのかの優先順位
をつける。

ロジカルツリーの作り方
1.UDEをポストイットのようなカードに書き出す。
2.原因(下)と結果(上)の関係になるよう、貼っていく。
3.ネガティブ・ループが現れるまで続けて、根本問題を見つける。
4.根本問題だと思ったものをさらに深めて、本当の根本問題を特定する
5.根本問題はひとつとは限らない。

結論を出すためには、「どの情報が足りないか」「何を仮定とするか」
をきれいに分けること

問題解決とは、限られた資源と情報のなかで、失敗確率を最大限下げる
ために行うもの。

最後は直感!

ビジネスマンの「解決力」と学校の勉強のいちばんの違い、あるいは個人
の仕事とチームの仕事の一番の違いが、ここ「人を動かす」ということ

価格の下限はコストから決まり、価格の上限はお客さまからの見た価値

ビジネスマンのための「読書力」養成講座(残り1冊)

読書にも目的にあわせて読み方があるみたいです。
筆者は読書の方法を以下5つに分けています。

1.速読
求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。

2.通読レベル1
最初から最後までふつうに読む読み方。

3.通読レベル2
最初から最後まで、論点を整理し、考えながら読んでいく読み方。

4.熟読
注や参考文献を参照しながら、きっちり理解するために読む読み方。

5.重読
生き方などに関する座右の書として、何度も繰り返し読む読み方。

この本を読んで、今までの読み方を振り返ることができました。
4か月で40冊という目標を立てたとき、今までのペースではとても
追いつけないと思っていました。

その時に参考にした読書に対する考え方は、とある本に書いてあった
のですが、

・どんな本でも重要な部分と、そうでない部分がある。
・重要な部分とそうでない部分の割合は、ざくっと2対8の法則で分けられる。
・自然と2の部分には目が留まるので、その部分を重点的に読む。
・それ以外は流して読んでいく。

時間が足りないので、基本は上記の考え方で読み進めました。
その読み方は、本書で説明する「速読」または「通読レベル1」に近い
読み方だったと思います。

そういう読み方は確かに重要な部分や気になっている単語はひっかかって
くるのですが、全体を通して本に書いてあることが理解できたかというと
実はあまり理解できていなかったみたいです。

来年はもう少し読書数を減らす予定なので、知識本やビジネス書系の著書
については「通読レベル2」や「熟読」で読んで、論理的思考力のレベルを
上げていきたいと思います。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座
著 者:小宮一慶
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日:2008年9月15日

たくさんの知識や情報を速読で得ていこうとお考えなら、まずは、その
分野の専門書を通読、あるいは熟読し、自分で解釈できるベースをしっかり
つくること

抽象的な概念を知ってわかったような気になるのではなく、具体的に理解
することが必要

自分よりも頭のよい方がかかれた本をじっくり読むことによって、著者
ほどのレベルにはなれないにしても、ゆっくりとなら追いつけるようになる。
著者のロジックに、完全とまではいけなくともなんとかついていけるように
なることが大切

熟読のまとめ
自分の専門分野や興味のある分野の本を、全部読まなくてもいいから
必要なところだけ、リファレンスを参照しながら読むのが、熟読です。

2008年12月29日月曜日

晴天のグラウンド


今日は久しぶりのいい天気でした。
ということで、帰省してきている2番目の弟とテニスへ。
最近ゴルフばっかやっているらしいので、かなりヘタになってたなぁ。

写真は富山のとあるグランドです。
富山のよさの一つとして、なんでも空間が広く取りやすいという
ところがあります。

家にしても、こういうグランドにしても、テニスコートにしても。
広い空間って人の心にも作用して、心にゆとりが生まれやすいと思います。
てか実感しているし。

リノベーション081229


FIX窓がわの壁ができて、本棚とテレビ台の形もできてきました。
塗装を除いた作業の進捗状況は60%といったところでしょうか。
だいぶ形になってきました。

今後は360cmの木窓が届くまでしばらく作業はお休みになります。
1月10日~15日あたりで作業再開する予定です。

それまでに日曜大工でもしていようかなー。
庭側のウッドデッキとか作ってたりして。

ウェブ人間論(残り2冊)

ウェブ進化論の著者、梅田望夫さんの著書です。

芥川賞受賞の平野さんとの対談形式の本なのですが、本書と比較した場合
やっぱりウェブ進化論のほうが新鮮な驚きがあったかというか、近い内容
の話になっているので、先にウェブ進化論を読んだ人にとってはいまいち
かも知れないです。

でも、ウェブの未来に対する梅田さんの考え方って、納得できるところ
ばかりで、かつ楽天的で希望が持てていいんだよな。
この人の著書のファンです。

ウェブ人間論
著 者:梅田望夫、平野啓一郎
発行社:新潮新書
発行日:2006年12月20日

既存の産業の在り方を技術で変えるには、狂気が必要です。
アップルが音楽の世界を変え、アマゾンが本の世界を変え、グーグルが
情報や広告の世界を変えようとしているのは、実は驚くべきことで、
そういうことができる人や企業が出てくるところって、今のところ
アメリカにしかないんです。

個人にとって、ネットはとんでもない能力を持った道具です。
能力の増幅器でもあるから、個人の能力の差異が限りなく増幅される
という側面ももう一方である。
ものすごく積極的に利用するひとはどこまでも行けるんだけど、怠け癖
がついてて勉強する気がなく、積極的に人間関係を作らない態度である
年齢まで来ちゃった人は、ネットの可能性を全然活用できないから、
同世代の人たちとの差がものすごく広がる。

ほんとうの環境問題(残り3冊)

おそらく地球環境問題で一番、議論の的になっているのがCO2増加による気温
上昇でしょう。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると、地球の平均地上気温は1990年
から2100年までの間に1.4~5.8℃上昇すると予測されています。
その結果、海面の上昇は0.09~0.88mの範囲で上昇すると想定されています。

温度上昇した結果、何が本当に問題になるのか。
たとえば、海面上昇について考えてみても、最大0.88cm上昇したとしても
満潮時と干潮時の水位の差にもならない。

温暖化のデメリットとして、生態系の破壊、特に目にするのがホッキョクグマ
の居住地域がなくなる結果の絶滅が心配されていますが、地球は温暖化と寒冷化
を繰り返してきた中で、なぜ絶滅していないのか、一方的なメッセージによって
実は思考を単一化させられていないか、筆者は読者に問いかけています。

ホッキョクグマが小さい氷の上に乗っている写真をみて「深く考えさせられる。」
と言っている人は本当は何を深く考えているんだろう。と

気になって、IPCCの報告書を読んでみました。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/spm.htm

この中にでさえ、全て温暖化の結果、マイナスのことだけ書かれていて
プラスのことについては全く触れられていません。
確かに自然に考えると、温度が上がった結果、作物の栽培可能北限が上がって
食糧の増産や森林地帯の北限の上昇も考えられるのに。

この本を読んでわからなくなったことが多いです。
何が本当のことなんだろう。

ほんとうの環境問題
著 者:養老孟志、池田清彦
発行社:株式会社新潮社
発行日:2008年3月15日

いまから一万年前には、地球上には人間は推定で100万~500万人しかいなかった。
基本的に何も科学技術もない状態で、人間が自然の生態系のなかで他の生物と競争
しながら生きていく数としては、それぐらいが妥当な数だったのだろう。

人は現状をもとに保守的に対応を考えてしまう。
外来種排除にしてもそうだけれども、現状を維持するのが一番いいことだという
ふうに思ってしまう。
けれども、その、維持しようとしている現状も、100年前や200年前と比べれば
全然違うのだ、ということには思いが至らない。
世の中は変わる。そのなかでベストな方法を考える必要がある。
そのためには原理主義的にならないで、バランスを考えてやっていかなくてはならない。

実際問題として、石油があと四〇年後ぐらいでなくなるのなら、一〇〇年後の温度
なんか計算したってしょうがないのである。

「ほんとうの問題」を知らされていないという意味で、日本国民は不幸だと思う。
京都議定書を守ることが正義だと思って勘違いしている人がとても多いのだから。

2008年12月28日日曜日

すべては一杯のコーヒーから(残り4冊)

すべては一杯のコーヒーから
著 者:松田公太
発行社:株式会社新潮社
発行日:平成17年4月1日

人は成長するための努力を止めてはならない。
成長するのを止めたとき、つまり現状に甘んじた瞬間から、衰退が始まって
いるからだ。
どんなに物事が思い通りに進んでいようとも、その状況が永遠に続くことなど
有り得ない。
常に先を見据えて、備え、行動を起こしておく必要がある。

2008年12月27日土曜日

ブルーオーシャン戦略(残り5冊)

さすが名著です。
しばらく経ったらまた読み返したいと思います。

それぞれの業界にて、シェア争いや売上などの血みどろの戦いを繰り広げて
いる既存の市場を「レッドオーシャン」と名づけ、その対極として未開拓で
だれも手をつけたことのない新しい市場を「ブルーオーシャン」と本書では
呼んでいます。

企業はシェア争いや売上規模の争いを行い、その利益を高めようとしますが、
それはどんどん血みどろの戦いとなって、結果として利益を少なくしている。
それを打破するには、新たな市場を自ら創るしかありません。

日本で比較的身近にブルーオーシャンを創造した企業は、「QBハウス」
という理容業界の企業と説明してあります。
よく駅の中にある1000円カットのお店ですが、見たことあるでしょうか。

成熟産業である、理容業界で従来の慣行を問いなおし、顧客へのサービス
として増やすべきもの、取り除くべきもの、新たに付け加えるもの、
減らすべきもの、を整理し新たな顧客層を取り込んだ見本となる企業です。

増やすべきもの: 待ち時間、カット時間の短縮、1000円カット
取り除くべきもの: おしゃべり、シャンプー、マッサージ
新たに付け加えるもの: シャンプーをなくすエアウォッシャー
減らすべきもの: スタッフの数

このようなブルーオーシャンを作り出すにはどのような手法で臨めばいいのか、
具体例を交えて説明してあります。

ブルーオーシャン戦略
著 者:W・チャン・キム、レネ・モボルニョ
発行社:株式会社ランダムハウス講談社
発行日:2005年6月22日

①代替財や代替サービスを提供する業界に目を向ける
②さまざまな戦略グループを見渡す
③従来とは異なる買い手グループに目を向ける
④補完財や保管サービスを見渡す
⑤機能志向あるいは感性志向を問い直す
⑥時間軸を長くする

Q1.業界常識として製品やサービスに備わっている要素のうち、取り除くべき
ものは何か。
Q2.業界標準と比べて、思い切り減らすべき要素は何か。
Q3.業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か
Q4.業界でこれまで提供されていない、今後付け加えるべき要素は何か

感性志向から徹底した機能志向への転換

偉大なアイディアは、天賦の才能から生まれるというよりは、現場に足を運び
競争の土俵を問い直すというプロセスを通してもたらされる

組織面のハードル
第一のハードルは、従業員たちに戦略変更の必要性にいかに目覚めてもらうか
第二のハードルは経営資源の不足
第三のハードルは従業員の士気
第四のハードルは社内政治である

非重点領域がどこにあるかを見つけ出して、そこから経営資源を引き上げるのも
リーダーの仕事である

2008年12月24日水曜日

リノベーション081224




クリスマスイブですね。
そんな日にも引き続き、リノベーション続いています。

今日帰って見てみたら、東側の窓の上部にFIX型の窓ガラスが入ってました。
すっきりしていて理想通りでした。
目の前に桜の木があるので、春が楽しみです。

ここの一枚目の写真の右上の部分です。
http://blog-ryosuke.blogspot.com/2008/09/080909.html

その他にも中央部の梁に補強用の鉄骨が入りました。
内側の壁もコンパネが少しずつ貼られて、ちょっと部屋っぽくなって きました。

目に異物が刺さってました

月曜日から目が痛いな~と思ってたんですが、昨日の夜に目が痛くなり
すぎて、今朝早く眼科病院にいってきました。

診察してもらったら、目に異物が刺さっていますって言われ
「えっ!どうすればいいんですか?」って聞いたら、医者からあっさり、
「ほじくります。」って言われました。

目薬での麻酔後、処置室に連れてかれました。

処置室には顔面固定される器具があって、そこに顎を乗せてと言われ
たんですが、「怖すぎて乗せれません」って言ってたら、看護婦さん
呼ばれてきて、頭をがっちり押さえつけられました。

なんてことするんだ・・・
すっげー怖かった・・・

あんまり痛くないんだけど、金属の耳かきの鋭いやつで目ん玉をぐりぐりと。
「動くと危ないですよ~。」って言われても・・・
はー、今考えただけで力が萎える。

1分くらいで終わったんですが、最近体験したなかで一番怖い出来事だった。
後で鏡でみたら、黒目の部分にちょっとした穴が開いてました。

おかげ様で忘れられないクリスマスイブになりました。
なんてクリスマスプレゼントだ。

2008年12月23日火曜日

栂池高原


今年初めてボード行ってきました!

まだまだ雪が山頂部分しか積もっていなく、あんまり長い距離は滑れ
なかったのですが、それでも初ボードはやっぱり気持ちよかったです。

山頂で95cm、駐車場近くは見ての通りほとんど積もっていません。
今年は暖冬なんですかね。

2008年12月22日月曜日

結局どうすりゃコストは下がるんですか?(残り6冊)

前の会社の友人が著者と対談する6人のうちの1人として執筆に
加わっている本です。

設備調達系のコンサルタントをしているとは聞いていたのですが
本を書くくらいに頑張っているとは知らなかった。
俺ももっと頑張らないといけないな。

結局どうすりゃコストは下がるんですか?
著 者:坂口孝則
発行社:日刊工業新聞社
発行日:2008年11月25日

官を批判するときに、官が民の鏡であることに気づく人はなかなかいません。

原料段階の15.3兆円が、末端では80.3兆円になる。
中間マージン、輸送費、加工費(付加価値付け)によって生産者(輸入生鮮品ふくむ)
には19%しか渡っていない。

結局、コストを安くしても、それが現場の方の評価にダイレクトに結びつかないので、
インセンティブが働かない。

コスト低減、インセンティブ・モチベーションアップの仕組みによって創られる。

富山のテニス室内選手権



県のテニス室内選手権を見てきました。

富山のアマチュアトップクラスの試合です。
さすがに凄いです。
決勝に残ったのは二人ともまだ高校生。

球の威力と安定性がぜんぜん違う。
試合やったら何もさせてもらえないだろうなー。

2008年12月20日土曜日

リーマン恐慌(残り7冊)

リーマン恐慌
著 者:岩崎日出俊
発行所:廣済堂あかつき株式会社
発行日:2008年12月9日

投資銀行の本源的業務は、第一に国家や企業の資金調達の相談に乗ることだ。
アドバイス(助言)を提供することからアドバイザリービジネス(助言提供業務)
ともいわれている。

第二の本源的業務は、アドバイスを提供するだけでなく、公債、社債、株式を
引き受けることによって実際に資金を用立てることだ。
アドバイスと引受け。これが投資銀行の本源的業務である。

この危機は第二次世界大戦以降、最も深刻なものに発展するだろう。
(マイロン・ショールズ ノーベル経済学賞受賞)

概略的な歴史の教科書に従えば、16世紀がスペイン、17世紀がオランダ、18世紀
がフランス、19世紀がイギリス、そして20世紀がアメリカの時代だったことが
わかるだろう。

2007年、日本と新興国の経常黒字合計は、1兆600億ドル。対してアメリカとEU
の経常赤字合計は、9400億ドル。日本と新興国の経常黒字合計のうち89%を、
アメリカとEUは借金して穴を埋めたということだ。
経常収支の黒字国は細くなった吸い込み口に合わせて輸出を減らすべく、国内の
生産量を落とすしかない。
世界を同時不況が襲う理由がここにある。

世界経済史は一つの法則を教えてくれている。
経済の発展は多くの場合、初めはモノ作りで繁栄が生まれ、その後に金融が重き
をなすようになり、経済が金融主体となるころに、その国(その地域)の経済は
ピークを迎えて次第に衰退していく。

2008年12月17日水曜日

リノベーション081217


床材の下地が貼られました。
あと、中央にあった柱がはずされました。

柱はどうしても無くしたいため、上部の梁に補強として
鉄骨?みたいなのを入れることになりました。

下には断熱材が引いてあり、以前と比較してだいぶ
部屋が温かくなるそうです。

2008年12月16日火曜日

「1秒!」で財務諸表を読む方法(残り8冊)

8冊目まで1週間近くかかってしまった。
やっぱり油断するとやばいな。

今回は純粋に財務諸表の勉強のため本を読みました。
よくニュースに出てくる割には意味が分からない単語が多いと
思いませんか?

自己資本比率とか、ROA、ROEとか。

ってことで読んでみました。
教科書みたいな本でなく、もう少し身近な事例を交えて説明してあるので、
比較的読みやすいです。

「1秒!」で財務諸表を読む方法
著 者:小宮一慶
発行所:東洋経済新聞社
発行日:2008年2月7日

◎流動負債
1年以内に返済義務のある負債

◎流動比率
流動資産÷流動負債

◎自己資本比率
資産をまかなっている(つまり会社経営に使っている)資金のうち、
返済する必要のない資金の比率
自己資本比率=純資産(資本)÷資産
一般論では、資産を多く使う会社では20%、商社など流動資産を多く
使う会社は15%が最低条件。
どんな会社でも10%以下は資本が少なすぎる。

◎手元流動性
(現預金+すぐに売れる有価証券等)÷ 月商
中小企業で1.5ヵ月程度、大企業で1ヶ月程度は最低必要

◎ROA(資産利益率)
利益÷資産

◎ROE(自己資本利益率)
純利益÷自己資本
純利益とは、税金を支払ったあとの利益
自己資本が大きく、純利益が少ない会社は買収対象になりやすい。
純利益が少ないということは、それだけ株価が低迷しやすいため。

◎子会社と関連会社の違い
⇒子会社の場合
 損益計算書や貸借対照表で、親子間の取引を相殺した上で、各勘定科目
 をすべて合算させる
⇒関連会社
 出資比率にあわせての純利益を営業外収益に計上

◎債務超過
負債の総額が資産の総額を超える状態。
資産をすべて売却しても、負債を返済しきれない状態のことを指す。

2008年12月15日月曜日

リノベーション081215







ついに部屋のリノベーション工事、スタートしました。
まずは、高校時代に使っていた部屋をこわし始めました。

どうしても部屋にテレビを入れたくて、自分でテレビの配線をしようと
思い、屋根裏へいくルートを教えてくれ、とお願いしても教えてくれなかった
親にイラッとして、天井を破壊して屋根裏に侵入し配線した思い出の部屋。

しかも配線中に天井裏にいたのがバレて、屋根裏にいるときに
降りてらっしゃい!って言われ、後でこっぴどく怒られた部屋。

他にもいろんな思い出がつまった部屋です。

今おもえば何であんなことしたんだろう。

とにかくリノベーション、スタートしました!
1月中旬予定の完成まで、随時ブログにUPしていきたいと思います。

2008年12月14日日曜日

X'mas近くの結婚パーティ




前の会社の同期が結婚しました。
失礼ながら正直、おんなじ事業部の同期のなかでは、かなり婚期が遅く
なりそうなメンバーの一人だと思っていたのですが、なんと二番乗り。

それだけお互いに理想の人に巡り合えたってことですねー。
パーティの最中でも写真のLoveくらいLoveLoveでした。
あ、もうこの表現古いかな。。

うりさん、すみえさんご結婚おめでとうございます。
メタぼに気をつけて末永くお幸せに!
もう飲み屋のあとにコンビニ弁当買っちゃだめよ。

2008年12月13日土曜日

海辺の忘年会


忘年会シーズン真っ盛りですね。
去年の今頃は毎日のように飲んでた気がする。

さて、昨日は会社の忘年会で氷見の宿に泊まりがけで飲んできました。
宿の目の前は海で、朝には海の向こうに立山連峰が見えました。

今日は友人の結婚パーティで東京に向かいます。
到着は16時くらいかな。
なつかしいメンバーに会えるので楽しみです。

2008年12月10日水曜日

本質を見抜く力(残り9冊)

スクール楽しかったー!
夜に汗流すの気持ちいい!
また来週のテニスが待ち遠しいです。

さて、本書はタイトルそのままで特に環境、食糧、エネルギーについて
焦点を絞って、いまどのようなことが起きていてその本質は何なのかと
著者の対談形式でまとめてあります。

どちらかというと、温暖化は一概に悪くないとか、一般に思われている
事柄と違った方面で議論が進んでいきます。
物事を違った方面からデータや過去の事例などで、多面的にみていくので
一方通行の考えにならずに考えさせられる本でした。

京都議定書は議長国としてイニシアティブをとっていくところで、
日本ははめられたとか、諸外国の目的は実は排出権取引で日本にお金を
ださせるのが目的だったとか、ん?ってなる話も多いです。

京都議定書が本当に排出権取引が目的だったとして、日本がはめられた
として国益が損なわれていても、このはめられ方はいいと思う。
著者はくやしそうに本書で語っていますが、これっていいと思うんだよな。

少なくとも、日本は国益だけでなく全体最適を考えて動いていたはずで、
その結果はめられたとしても、世界中探してもどこの国がそういう国益に
反した動きができるか。

日本のかなり大きな弱点だと思うけど、そのお人よしなお国柄はいいとこ
でもあると思う。全部が全部、すべて自分の利益だけ考えていってたら
それで世界がぐちゃぐちゃになってしまうでしょ。

そんな日本好きです。

って感じで読みながら考えることができるので、もしよかったら読んでみて
ください。なかなか面白いですよ。

本質を見抜く力
著 者:養老孟司、竹村公太郎
発行所:PHP新書
発行日:2008年9月30日

何かをやりとげようと思ったら、敵をつくらないことです。
味方は少なくてもいいのですが、敵を作るとその敵に対応するエネルギーが
必要になり、前向きな自分のやりたいことへのエネルギーを消耗させてしまいます。

以前は情報が限られていて、たとえば完了しか情報をもっていないということが
あって、新聞には正しい情報を伝えるという大事な任務が負わされていた。
しかし、いまは情報がそこらへんに転がっている。そうすると、新聞の仕事も情報
を伝えるというより、読者を喜ばすための情報をつくるという方向に変わったのでは
ないかと思います。

霞が関の役人がどこの産業分野にロイヤリティをもっているかということは、
個別省庁の天下り先を見ればわかります。
農水省のエリートは農家に天下ることはない。ですから農水行政をやっている人の
ロイヤリティは農家にはない。

2008年12月7日日曜日

積雪10cmくらい


最近は寒くなったらまた暖かくなったりと、よく分からない気候だったのですが、
ついに雪が積もりました。

朝起きたら庭が真っ白でした。
なんかこの感覚なつかしかったー。

積雪は10cmくらいかな。
おかげで、テニスの予定が無くなり、近くのスタバでひたすら本読んでました。
あーテニスしたいっ!

水曜日のテニススクールが待ち遠しいです。

一勝九敗(残り10冊)

大学卒業後に実家の紳士服販売の家業を継ぎ、やがてカジュアル
ウェアのトップ企業「ユニクロ」を作った柳井社長の20年以上の
足跡を自身でこの本に綴っています。

実は一度読み終って、人にあげてしまった本だったのですが、
どうしてももう一度読みたくなり、再購入した本です。

SPA形式は自分の夢です。
なので、本書は自分にとってバイブル的な本になります。

一勝九敗
著 者:柳井正
発行所:新潮文庫
発行日:平成18年4月1日

会社というのは、人にとっての家庭と同じように日常生活の一部
なので、いつの間にか「会社に勤める」のが当たり前になり、会社
がそこにあることを前提に「惰性」で仕事をするようになる。
自分は何のために会社で仕事をしているのかという原点を忘れてしまう。
そうならないためにも明確な理念が必要なのだ。

スピードがない限り、商売をやって成功することはない。
だから、ぼくは失敗するのであれば、できるだけ早く失敗するほうが
良いと思う。
早く気づいて、失敗したということのひとつひとつを自身で実感する。
そこが一番大事。

当社のある程度の成功も、一直線に、それも短期に成功したように
思っている人が多いのだが、実態はたぶん一勝九敗程度である。
この失敗に蓋をするのではなく、財産ととらえて次に生かすのである。

計画したら必ず実行するということ。
経営者本人が主体者として実行しない限り、商売も経営もない。
商売や経営で本当に成功しようと思えば、失敗しても実行する。
まためげずに実行する。これ以外にない。

「壁を超える」技術(残り11冊)

「壁を超える」技術
発行人:近藤勝義
発行所:日経BP社
発行日:2008年12月1日

金融危機が一段落し、新秩序を構築しようとすれば、改めて米国を
軸に考えざるを得ない。
技術革新や企業家精神などを促して富を創造するモデルが、自由で
開かれた市場経済であると信じる限り、である。

日本の男性社員が、これまで「家族との時間」を奪われてきたのだと感じる。
これは一種の人権侵害であり、男性の育児参加は妻の就業支援という
意味だけでなく、男性の権利という視点で捉え直すべきだと思う。

2008年12月5日金曜日

続ける力(残り12冊)

やばーい!間に合わない!!
とりあえず、読み続けます。

続ける力
著者: 伊藤真
発行所:株式会社幻冬舎
発行日:2008年3月30日

モチベーションの維持とは、正確には、「モチベーションを上げること」
というより、「モチベーションの下げ幅をできるだけ小さくとどめること」

リスクの小さいほうを選ぶという生き方ができないなら、
「うまくいったときに、よりわくわくするほうはどちらか」で選ぶ

2008年12月3日水曜日

夜空のにっこりマーク


この写真、よく見たらにっこりマークに見えませんか?
これは12月1日、会社から帰るときに「やたら明るい星がくっついてるなー」
と思って何気なく撮影したものです。

そしたら後でこんな記事がでてました。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/astronomy/

写っているのは、どうやら月と木星と金星らしいです。

1997年--世界を変えた金融危機(残り13冊)

覚えていますか?
1997年のアジア発の金融危機を。
当時、僕は高校生でしたがやたらニュースで騒がれていたのを
覚えています。

本書は1997年を振り返り、このときの金融危機は何が原因で何を
発端として発生した危機だったのか、その時世界はどのように動いて
どのように対処し、さらなる危機の発生を止めたのか。

年月を経ることで、当時何が起きていたかを様々なデータから検証し、
どうやって全世界に波及せず、アジアで止めることができたのか説明
しています。

1997年--世界を変えた金融危機
著者: 竹森俊平
発行所:朝日新聞出版
発行日:2007年10月30日

97年、98年における経済の転覆につながる「不確実性」をもたらした
ものは、外国のヘッジファンドでもなければ、為替投資家でもない。
それは内なるもの、日本的な組織の闇である。

「住専問題」の場合には、救済したいのは「住専」ではなく、農林系統
金融機関だった。「住専問題」は「わかりにくい」と当時言われていたが
、実のところこれほど「わかりやすい」話はない。
「わかりにくい」のは、わかられると困る政治家が説明をわざと「わかり
にくく」していたからである。

日本の場合、一番恐れるべき「不確実性」は、凶暴な国際資本の力ではなく
内なるものである。
外部からの統制、監督が不十分で、自己の論理だけで生き残る組織の闇を
解消することがなくては経済の安定はない。

2008年12月1日月曜日

レモンの木081201




今日の最低気温は1℃でした。
もう少しで雪が積もります。
ってことで、レモンの木に雪囲いをすることにしました。
あわせて収穫もしました。

温暖なところにいそうな植物なので、さすがに裸で富山の冬は厳しいでしょう。
まわりに巻いたものは「コモ」っていうもので、藁で編んだものらしいです。
ホームセンターで300円くらいでした。

来年の3月くらいに雪が融けると思うので、その時にコモを外してまた撮影
し、ブログでUPしたいと思います。

それまで元気でいろよー!

旭山動物園の奇跡(残り14冊)

従来の動物園の展示方法である、珍しい動物がいてそれを見せるという
やり方が、現在の多様な娯楽施設に負け、動物園が衰退していく中、どう
変えれば旭山動物園に人が来てくれるようになるか、経緯が描かれています。

この動物園を見たのは、確かかなり前のズームインだった気が
するのですが、その当時かなり驚いたのを覚えています。

初めてテレビで見た時は、すでにペンギンの水中ドームや、白熊のプール
など人気スポットができていて、人が来たくなる動物園だと理解できたの
ですが、その形になるまでの考え、想い、苦労はわかりませんでした。

この本はそこに至るまでの何十年が描かれてます。
やっぱり成功する組織って、ビジョナリーカンパニーの考え方して
いるんだよなー。

旭山動物園の奇跡
発行者:片桐松樹
発行所:株式会社扶桑社
出版日:2008年6月30日

私たちの考える理想の動物園は、動物が幸せに暮らせて、それを
見ているお客さんも幸せになれる施設。
そして、私たち人間が動物への恩返しとして、彼らが地球から
絶滅しないようにするための働きをする施設というものでした。

わたしの持論は「努力は報われないかもしれない。しかし、努力しな
ければ、絶対に何も生まれない。」ということ。

廃園の危機に立ち向かっていた私が思うのは、「どんなものでも、
社会が必要とするもの、意味のあるものはなくならない。」