読書にも目的にあわせて読み方があるみたいです。
筆者は読書の方法を以下5つに分けています。
1.速読
求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。
2.通読レベル1
最初から最後までふつうに読む読み方。
3.通読レベル2
最初から最後まで、論点を整理し、考えながら読んでいく読み方。
4.熟読
注や参考文献を参照しながら、きっちり理解するために読む読み方。
5.重読
生き方などに関する座右の書として、何度も繰り返し読む読み方。
この本を読んで、今までの読み方を振り返ることができました。
4か月で40冊という目標を立てたとき、今までのペースではとても
追いつけないと思っていました。
その時に参考にした読書に対する考え方は、とある本に書いてあった
のですが、
・どんな本でも重要な部分と、そうでない部分がある。
・重要な部分とそうでない部分の割合は、ざくっと2対8の法則で分けられる。
・自然と2の部分には目が留まるので、その部分を重点的に読む。
・それ以外は流して読んでいく。
時間が足りないので、基本は上記の考え方で読み進めました。
その読み方は、本書で説明する「速読」または「通読レベル1」に近い
読み方だったと思います。
そういう読み方は確かに重要な部分や気になっている単語はひっかかって
くるのですが、全体を通して本に書いてあることが理解できたかというと
実はあまり理解できていなかったみたいです。
来年はもう少し読書数を減らす予定なので、知識本やビジネス書系の著書
については「通読レベル2」や「熟読」で読んで、論理的思考力のレベルを
上げていきたいと思います。
ビジネスマンのための「読書力」養成講座
著 者:小宮一慶
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日:2008年9月15日
たくさんの知識や情報を速読で得ていこうとお考えなら、まずは、その
分野の専門書を通読、あるいは熟読し、自分で解釈できるベースをしっかり
つくること
抽象的な概念を知ってわかったような気になるのではなく、具体的に理解
することが必要
自分よりも頭のよい方がかかれた本をじっくり読むことによって、著者
ほどのレベルにはなれないにしても、ゆっくりとなら追いつけるようになる。
著者のロジックに、完全とまではいけなくともなんとかついていけるように
なることが大切
熟読のまとめ
自分の専門分野や興味のある分野の本を、全部読まなくてもいいから
必要なところだけ、リファレンスを参照しながら読むのが、熟読です。
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